三重県のほぼ中央に位置する多気町。ここにはかつて「勢和村」という村がありました。合併して多気町となった今でも、「勢和地区」としての名残りをあちこちにとどめています。
この地区で狩猟をしているのが、勢和大物猟クラブの猟師たち。ベテランぞろいのツワモノたちです。長年培われた猟師たちの絆は固く、獣害に悩む農家の人たちからも頼りにされている存在です。
猟師たちの狩猟法は「巻狩」。勢子(せこ)と呼ばれる猟師が猟犬と一体となって、獲物を追い立てます。猟師たちにとって、猟犬はなくてはならない存在。普段はペロッペロの甘えん坊の猟犬でも、山に入るとキリリと勇ましい表情を見せます。そして驚くべき健脚で、一山も二山も、ときには川をも越えていくのです。
猟犬たちは鹿肉が大好き。猟師小屋で解体したときに出る骨付き肉は、いろりで豪快にぐつぐつ煮られ、猟犬たちのごちそうになります。よく食べ、山を生き生きと走り回る猟犬は、10歳を過ぎても若々しくて元気いっぱい。猟師が軽トラのエンジンをかけると、うずうずして自分から飛び乗ってしまうほどです。
「伊勢の鹿」のジャーキーに含まれるタンパク質は84%以上。まさに食べるタンパク質です。モモ肉やロース肉など、猟師が普段食べている上質な赤身肉のみを使用しています。また、丁寧にトリミングした肉を薄くスライスしてから乾燥させているので、サクっとした歯ざわりが自慢。パキパキ簡単に割れるので、硬いものを食べるのが苦手な愛犬にも安心して与えることができます。
伊勢の鹿は、いわゆる大量生産のジャーキーではありません。猟師が自分たちで仕留めた鹿を、自分たちの手でひとつひとつ手作りしています。狩場の近くで加工をし、そのシーズンに獲れた鹿だけを使用。パッケージを開けると、野性味あふれる鹿肉の香りがふわっと広がります。野生の香りが愛犬たちの本能を満たしてくれることでしょう。
食べることは、生きること。おいしく食べることが元気につながるのは、人間も犬も同じです。「伊勢の鹿」をおいしく食べて、皆様の愛犬がいつまでも元気で、健康でいてくれることを願っています。